ギャンブル依存症

12ステッププログラムがなぜ依存症に有効なのか

どうもレノです。

12ステップについて改めて考えて見ました。

自分なりに解釈している内容でも書いてみようと思います。ステップごとにどういう意味があるのを書いています。なんとなく興味を持っている人、どんないい事があるのか興味がある人にざっと読んでみてもらえればと思います。

目次

1.私たちは依存対象に対し無力であり、思い通りに生きていけなくなっていたことを認めた。

このステップは自分の生き方が依存対象によりどうにもならなくなっている、もう本当にやめたいという気持ちになっているかどうか確かめるステップ。依存対象を利用する価値がある、未練があるという状態では依存対象をやめるのはとても困難である。

また、依存対象にどっぷりとつかった今までの人生のままで良いという考えのままでもやめる事は結局できない。

自分のこれまでの生き方では不満足である、依存対象から心のそこから辞めたいという気持ちがまず第一条件になる。

2.自分を超えた大きな力が、私たちを健康な心に戻してくれると信じるようになった。

今まで自力で試してきたどんな方法も無駄だった事を確かめるステップ。自分の狂った考え方では、何をしようとしても最終的には依存対象を利用するはめになってしまった。その事を認め、自分の狂った考えではない方法を頼りにしてみるという考えに至る事が重要。

また、そのために自分の行動を改める必要があると知る。

3.私たちの意志と生きかたを、自分なりに理解した神の配慮にゆだねる決心をした。

自分の狂った考え方に頼るのではなく、より良い考え方、生き方に変える決心をするステップ。神とかいてあるが、別に神を信じていなくてもいい。自分の歪んだ考え方を改め、世界に対する信頼を取り戻すステップ。

依存症者は基本的に自分の狂った考え方を頼って生きており、他の何物も信じられない状態になってしまっている。つまり聞く耳を持たず破滅的な行動を繰り返している。

その結果依存対象にがんじがらめになり、何をしてもうまく行かない状況を作っている。単純にいえば無駄な努力を延々とし、最終的に失敗し逃避、破滅的な行動をするという事を繰り返している。そうではなく良い考え方を外部に頼ろうという事である。

また、依存症者は基本的に自己中心的である。しかし、人間とは広い宇宙の限られた時間の中のひとつの生命でしかない。その単純なことに気づき、あらゆることが自分の思い通りになるわけではないことを知る。

4.恐れずに、徹底して、自分自身の棚卸しを行い、それを表に作った。

自分はどういった時に破滅的な行動をとるのか、逃避するのか、人を傷つけるのか確認するステップ。自分の歪んだ考え方に気づくきっかけになる。

5.神に対し、自分に対し、そしてもう1人の人に対して、自分の過ちの本質をありのままに認めた。

第三者に棚卸表を見てもらい、自分の歪んだ考え方を客観的に見て確かめるステップ。

自分の考え方は歪んでいるので、自分自身に対する見方も歪んでいることが多い。そのためこのステップが必要となっている。

また、自分の生育歴を振り返り、なぜそういう考え方になるに至ったかを確かめるステップでもある。誰に見てもらってもいいが、昨今はスポンサーを見つけその人に見てもらうやり方が多い。

6.こうした性格上の欠点全部を、神に取り除いてもらう準備がすべて整った。

こうした歪んだ考え方が人生に対していかに悪影響があるのかを確かめるステップ。それらの歪んだ考え方に日々の生活の中で向き合い、悪い考え方とは何か、良い考え方、生きやすい考え方とはなんなのかを知る。

そして利己的、身勝手、配慮の欠如した行動、恐れなどから派生する様々な歪んだ性格を日々の生活の中で改めていく事を行う。

依存症者は歪んだ性格によって最終的に孤独に至る。その結果自暴自棄となるか逃避行動として依存対象を利用してしまうことになるからである。

7.私たちの短所を取り除いてくださいと、謙虚に神に求めた。

自分の歪んだ考え方も依存対象と同様、簡単には変える事ができない。依存対象と同様に、自分の歪んだ考え方についてもどうにもならない事を認め、自分を超えた力だけが変えることができると認め、委ねるステップ。

8.私たちが傷つけたすべての人の表を作り、その人たち全員に進んで埋め合わせをしようとする気持ちになった。

過去、自分の歪んだ考えにより傷つけた人、それによって起こったトラブル、トラウマに一定のけりをつけることを決心するステップ。

9.その人たちやほかの人を傷つけない限り、機会あるたびに、その人たちに直接埋め合わせをした。

自分の歪んだ考え方により相手を傷つけてしまった、その事に対して間違っていたと認め、過去に対する埋め合わせを行うステップ。

人間は過去のできごとに意味付けをして生きている。例えば自分がこうなったのは、特定の人にいじめられたからだ、親のせいだ。などである。また、人間は人の気持ちを真に読み取ることはできないので、事実とは違う決めつけをするなどして、人を恨んだり、怒りを抱えたり、罪悪感を持ったりして生きている場合もある。

直接恨んでいる相手、傷つけた相手等と話すことによって、その人の真意を知る可能性がある。また、思いもよらぬ気持ちを聞いたり、結果になる事もある。

その結果自分の歪んだ考え方はやはり歪んでいたのだと確信するに至るとともに、過去にとらわれる事が少なくなっていく。

10.自分自身の棚卸しを続け、間違ったときは直ちにそれを認めた。

歪んだ考え方は自分自身が生き延びるための特殊な考え方だった。その考え方は長年繰り返してきたため身体に染み付いている。結果、今後もまた繰り返す可能性がある。それに気づくステップ。

日々それを意識し振り返って生きる事が重要であり、歪んだ考え方により人を傷つけた際にはすぐに謝り、過去への囚われのない状態を維持するようにする。

11.祈りと黙想を通して、自分なりに理解した神との意識的な触れ合いを深め、神の意志を知ることと、それを実践する力だけを求めた。

良い考え方に触れ続ける事で、自分にとってどう生きるのが生きやすいことか直感的にわかっていくようになる。しかし、日々の生活ではどうしても長年染み付いた歪んだ考え方が自然と現れる。日々自分のなかに生まれた良い考え方と触れ合うことで昔の自分に戻らないようにする。メンテナンスのステップ。

祈りとはじぶんにはどうにもならないと認めるときに起こる行動である。つまり無力を認め、じたばたすることはやめることである。その結果良い考え方が入る余地ができる。

黙想によって静かに1日を振り返り、自分にはどうしてもできなかった事に対して、新しく得られたヒントに気づくことができる。

12.これらのステップを経た結果、私たちは霊的に目覚め、このメッセージを他の依存症者に伝え、そして私たちのすべてのことにこの原理を実行しようと努力した。

霊的目覚めとは以前の歪んだ考え方の性格とは全く異なった性格に変わってしまうことである。12ステッププログラムによって自分の人生がいかに変わったか話し続ける、またプログラムへの取り組み方を人に伝えることによって、またプログラムを再度復習することができる。

依存対象を利用したいと考えるのは、単純な快楽がほしいときであり、それは自暴自棄、逃避行動を伴うときに起こりやすい。生きづらい生き方を繰り返すとそうなるのであり、その状態を作らないためにプログラムで得た生き方を続ける必要がある。このステップを続けることで、その生き方を手放さないようにする。また、他の依存症者の助けとなることで自分のような依存症者でも役に立っているという実感を持つこともできる。

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