日本が経済大国というのはもはや幻想。。




どうもreuです。

さっきテレビでやってた内容なんだけど、やっぱり日本の経済は停滞しているのという話。

停滞してると言ったってまだGDPは世界で3位だろ?ておもってたわけだけど、1人あたりのGDPに直すと28位と結構下の方になる。一人当たりに換算すると実は大したことない立ち位置である。中国も同様です。それが1990年ごろだと6位くらいの位置にいました。

その一人あたりのGDPが伸びない原因について元ゴールドマンサックス取締役のアトキンソン氏が解説してました。

その内容と考えたことを適当に書いてみようと思う。

日本の総GDPが高い理由は人口の多さ

日本のGDPがここまで成長できた理由として大きな理由としては人口の増加だったとの事。

日本て人口多いの?て思われるかもしれないけど、先進国で1億人を超えてる国は2ヶ国しかいない。アメリカと日本だけだ。

日本は人口成長率とともに成長してきた。戦後の日本の人口7,200万人。これが2倍になりながら内需を中心に成長してきたということだろう。

まあ、インドとかはまだそこまで上がってきてない訳だから、人口以外の要素ももちろんあると思いますが、重要な要素ではあるようです。

なぜ一人当たりのGDPが上がらないのか

それについては最低賃金が低いという事を理由としてあげていた。

最低賃金の水準は先進国の中でも11位 848円とあまり高くない。

最低賃金が上がらない限り消費が増えず内需が増えていかないため経済成長が難しいということでしょうか。さらに人口の上昇は止まっており、これから下がっていくことになってしまう。

そうなるとこれからはGDPが下がる一方ということになりかねない。

なぜ最低賃金があがらないのか

日本はアルバイトや派遣など特殊な勤務形態で失業率を抑え込んでいるに過ぎない。正社員と大して変わらない仕事をアルバイトや派遣社員にやらせ賃金を低く留まらせている。

また、正社員についてはいくら労働生産性が低くても簡単にはリストラできない制度になっており、労働組合などの力も弱い。

資本家にうまく使われているという側面もあるし、無能な正社員を抱え込み、かつ年功序列の賃金体系の為正社員に対する出費は依然として高い状態であり効率が悪いという側面がある。

こうした状況で高い生産性、一人当たりのGDPの成長を求める方がおかしいと思わざるを得ない。

正社員はどれだけ無能でもクビにはなりにくく、給料は上がっていく。しかし、多層構造になっており、アルバイトや派遣社員だけが割りを食っているという構図である。そういう意味では正社員だけが多少甘い蜜を吸っている。しかし、別に正社員の待遇も特段良くないのが昨今の状態でもある。

この多層構造の労働階級が前提となって低失業率、経費の抑制を実現しているから最低賃金は上がらないといえるのではないでしょうか。

無駄を削りもっと稼げる体質に変える必要がある

アトキンソン氏曰くまず最低賃金をあげる必要があると述べていたのは上記の通り。

そうすると失業者が増えるだけではないかという話があるが、それはアルバイトの方や派遣社員の方に負わすのでおかしなことになっている。どこだったか忘れたけどヨーロッパのどっかの国は最低賃金をあげても失業者を増やすことなくGDPの成長に繋がった事例もあるそうです。

でも繰り返しになるけど日本の場合は大きな壁があって、年功序列、アルバイトや派遣労働者の存在、リストラのし辛い法体系、強すぎる新卒カード、ドロップアウトするとレールに戻れない社会、インセンティブという概念がほぼない。

こういった固有の文化があるからこそ、無駄の削減がしづらく、イノベーションも起こりにくい、動きの遅い企業ばかりになってしまっているように思う。

前提としてこういった独特の文化がなくならないことには大きく状況は変わらないかもしれない。

今後は様々なことが自動化、IT化が進められ単純労働が少なくなって行くだろうと言われている。金融業などではインターネットバンキングの発達によってかなりの人員が削減されはじめている。

リストラはしないまでも、無駄な業務は切り捨て、無駄な事業も切り捨て、稼げる体質を作らなくてはいけない。

稼げなければいくら能力が高い人に対しても対価は払えないのだから。稼げる体質、無駄のない体質に企業が変わっていくしかない。多分アメリカよりの企業文化になればだいぶ変わるんじゃないでしょうか。

個人としてはどうすればいいか

正直言って仕事の大変さと賃金は必ずしも比例する訳ではない。同じ大変さであっても稼げる企業なのかということのほうが大事です。稼げない企業はいくら頑張っている社員がいたとしても、配分する原資がないのだから当たり前といえばあたりまえです。

そういった話は以下の本が結構参考になりました。

この本に書いているような意味では外資系のIT企業などに属すというのは悪くない選択肢だとも思う。確かに日本の企業よりも経営判断も組織変更も全てのスピードが速い、プレッシャーも強い。それは日本企業との差の大きさの現れなのかなとも思う。米国系外資は稼げているので金払いもいい。

でも、言いたいことは外資にいったほうがいいということではなく、儲けを今後出しやすい企業を見つけてそこに身を置くということが大事という話です。勝ち馬に乗るってことですよね。

今後はそれをより一層意識しなくては給料は下がるばかりかもしれない。。

そんなことを言ってもその日暮らしのダメリーマンの自分は企業を選択する権利自体もないのだけど。。