どうもギャンネコです。
禁スロしてますか?
僕は今禁スロ40日目くらいになりました。過去まともに禁スロできていた期間だけを数えると、3度のスリップをしてますが、今回も着実に前に進んでいるように思います!笑
ですが、スリップは突然くるんでふ。本当に自分の精神は信じられないものです( ;∀;)
禁スロをする上でツイッターを見たりSAGSの掲示板を見たりしていますが、そうすると色んな方のギャンブルへの向き合い方を知ることができます。
今回はそんな中で見えてきた事を書こうと思います!
スロットを憎むのは合理化による反応
見ていて気になっているのは、ギャンブルを憎みながらそれを糧に禁スロを続けている人です。
例えばこういう書き込みを目にします。
パチンコ、スロット屋は全て潰すべき
パチンコ屋は遠隔をして搾取する詐欺である
こう言った発言はすごく分かります。僕も以前はこういう事ばかり考えて禁スロをしていました。
こういった言葉は、裏返せば自分の中で合理化する過程で出てくる言葉なのではないかと思います。こういう風に考える事によって
パチンコは憎むべきものである→パチンコをやる人間は愚かである→自分はそんな愚かな人間であってはならない
という風に自分を納得させモチベーションにしているのだと思います。
合理化も衝動の前では無力
どれだけ合理化しても衝動の前では無力です。
人間の心はこんなにも変わりやすいのかと過去3回のスリップで思い知らされました。笑
自分の場合過去3回のスリップのきっかけは以下でした。
- 正月休みの時間を持て余し何もせず家にいるのが苦痛になった
- 友人のスロットでの勝利話を聞いて言ってしまった
- 知り合いがギャンブルの話ばかりをして少しづつ影響されてしまった
なんとも意志の弱い人間だと思われると思います(・・;)
しかし、依存症の人間にとって意志の強さは何も助けになりません。
どれだけ合理化し、自分を洗脳したところでちょっとしたきっかけでスリップしてしまいます。
周りの環境に影響されるという事に限らず、自分の体調に影響されて正常な判断ができないという事もあります。
合理化し自分を追い込むというのは1つの方法かもしれませんが、それだけに頼るのはやはり危険です。
物理的にできないように、影響されない環境を作る
まずは環境を変え、生活習慣を変えるという事が重要です。
何をすべきかという事は結構シンプルだと思います。
- 金銭を他人に管理してもらう
- パチに関する情報を避ける
- パチをやる友人を遠ざける
- パチンコ屋のある通りを通らない
特に、一番目の金銭を他人に管理してもらうというのが最も重要だと感じています。
物理的にお金が無ければパチンコはできません。
1日1000円程度しか持たないようにする、SUICA等を使ってキャッシュレスの状態を作る等の方法が有効です。
親や配偶者と一緒に生活しているのであればその人に金銭を管理してもらうようにしましょう。もちろん、なぜ管理をしてもらう必要があるのかを理解してもらう必要があります。
そうでないといくらでも言い訳を考えてお金をせびる事ができるからです。
協力者には断固として無駄なお金を渡さない努力をしてもらう必要があります。
僕も奥さんにお願いして必要な分を小分けにして渡してもらうようにしてます。あとは、家計簿アプリを共有しているので、不審なお金の使い道などがあればわかるようにしてます。
完璧ではないにしても抑止力にはなっています。
時間を稼ぎ衝動を減らす。
衝動が依存症者から完全になくなることは無いと言われています。
しかし、衝動の強さを下げる事はできそうです。何故ならSAGSという団体の調べによると3年以上の断ギャンブル経験者はスリップの可能性が10パーセント未満というデータがあるからです。
断日数が少なければ少ないほどスリップする割合が増え、最も多いのは1ヶ月未満でのスリップだそうです。
つまり時間を稼ぐ事こそが依存克服の鍵となるという事です。
話はもどりますが、我々はいかにギャンブル狂だからと言って1000円しかお金が無いのにギャンブルをするでしょうか?(はいという人もいるかもしれませんね。。)
よっぽどの事が無い限りやらないと思います。少なくともそんなにワクワクはしないはずです。
持つお金を減らす、借りられない状態をつくるという事を徹底しておけばパチンコ屋にいくリスクはそれなりに減らせるかと思います。
事実過去3回比較的長期に禁スロができた時には、お金を持たないということがある程度実行できていました。
禁スロが続くと起こる油断
じゃあお前は何故これまで何回もスリップしたの?と思われると思います笑
それについて話すと、長期の禁スロに入ると新たなリスクが出てくるというのが実際のところだと思います。
それは油断です。
パチンコと距離をおけばおくほど衝動は徐々に起きなくなります。
しかし、衝動があるわけではないけど言ってみようかなという興味のようなものが湧いてくる事があります。こういう時に時間とお金が有り余っていればやってしまう可能性が高くなります。
僕の場合も衝動というより油断のケースが多かったかと思います。
直近のスリップについてはもう大丈夫だからとキャッシュカードを取り戻していたのでまさしく油断です。
油断への対処
合理化しスロットをやらない理由を考えるのは簡単ですが、逆にスロットをやる為の合理化も簡単です。
- これだけ頑張ったのだからご褒美にやってもいい
- 一回やってもすぐに逆戻りという訳では無い
- ストレス発散のためには悪く無い選択だ。なぜなら今とてもつまらない毎日だから。
- これだけやめられたのだからまた辞めることは簡単だ
まあいくらでもそのように自分を納得させることができます。
考えてみると実は、論理的に自分を納得させている方が油断は生まれやすいのではないかと思います。
人間はとても忘れやすいです。やめる理由を論理的に自分に言い聞かせ決意したとしても時間がたてば案外忘れてしまうものです。
そうした結果辞めた当時と状況が変わることで油断が生まれます。例えば辞める理由が元々以下だったとします。
時間が無駄だから
→今は時間に余裕があると思ったらやってしまうでしょう
お金がないから
→お金に余裕ができるとやってしまいます
自分の成長に繋がらないから
→スロットをやめたのに何も変わってなかったらやってしまうかもしれません
他の趣味の方がお金がかからないから
→新しい趣味についておもったより出費があるとわかってしまった場合、パチンコでもどちらでもいいという考えになるかもしれません
結局のところ自分が思うのはギャンブルが好きだとしても、
諦める。
ということです。これはSAGSの代表も言われていたことですが、納得できる考え方です。
こうした考えでいればそもそもスロットを再開する合理化を考え始めなくてすみます。
スロットをやる理由を考える余地が生まれるともう制御することは難しくなります。その隙を与えないためにも理由を考えない方がいいのだと思います。
まとめ
合理化を持って自分が何故スロを辞めるのか自問自答すること、自分を洗脳すること、考えを主張したり他人に強いたりすることはあまり意味が無いように思います。
それよりも、物理的にできない環境をつくること、有無を言わさずパチやスロをやることを諦めてしまうこと。
これらが大事だと今は思っています。
GA等でよく言われている自分を無力だと認めるということはそういう考えと似ているのかもしれませんね。
とにかく謙虚に日数を重ねていこう。。一緒に頑張りましょう!